スキンケアにおけるpHの重要性|男性の肌は酸性に傾きやすいと知って驚いた話

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スキンケアの記事や商品パッケージで「弱酸性」という言葉をよく見かけますが、pHについて詳しく知らないまま「肌に優しそう」というイメージだけで見ていました。

調べてみると、pHについて知ることでスキンケアアイテムの選び方が変わってくることがわかりました。今回はスキンケアにおけるpHの重要性をまとめます。

pHとは何か

pHとは水素イオン濃度を表す指標で、1〜14の数字で表されます。中央値である7が中性で、数字が小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性になります。

おおまかな基準はこのようになっています。

  • pH3未満:酸性
  • pH3〜6未満:弱酸性
  • pH6〜8:中性
  • pH8〜11:弱アルカリ性
  • pH11以上:アルカリ性

健康な肌のpHは4.5〜6.5の弱酸性とされています。肌が弱酸性に保たれていることで、肌の常在菌のバランスが整って外部からの刺激にも強くなるそうです。

男性の肌は酸性に傾きやすい

調べてみて一番驚いたのが、皮脂分泌の多い男性は女性よりも肌が酸性に傾きやすいという情報でした。脂性肌は酸性に傾きやすく、乾燥肌はアルカリ性に傾きやすいとされています。

男性は女性に比べて皮脂分泌量が多いため、肌が酸性側に傾きやすい傾向があるそうです。ただし肌には「アルカリ中和能」という機能があって、多少pHが傾いても自然と弱酸性に戻る働きがあるため、傾いただけで即問題になるわけではないようです。

詳しくはこちら →「男性はなぜ皮脂が多いのか|テカリやニキビの原因と対策をまとめてみた」

洗顔料のpHと選び方

洗顔料には弱酸性タイプとアルカリ性タイプがあります。

弱酸性の洗顔料

肌のpHに近いため肌当たりがマイルドで刺激が少ないのが特徴です。肌へのやさしさを重視したい方や、敏感肌・乾燥肌の方に向いています。

アルカリ性の洗顔料

洗浄力が強く、皮脂汚れやメイク汚れをしっかり落とせるのが特徴です。脂性肌でしっかり汚れを落としたい方に向いていますが、洗浄後は肌のpHが一時的にアルカリ性に傾くため、回復するまで時間がかかることがあります。

調べてみると洗顔は季節や肌質によって弱酸性とアルカリ性を使い分けることが大切だそうです。皮脂が多い夏はアルカリ性でしっかり、乾燥しやすい冬は弱酸性で優しく、という使い分けも一つの方法のようです。

肌のpHが乱れるとどうなるか

肌のpHがアルカリ性に傾いた状態が続くと、肌のバリア機能が低下します。皮膚表面の角質層を構成するケラチンというタンパク質はアルカリに弱いため、アルカリに傾いたままだと角質層が溶けやすくなって肌荒れの原因になるそうです。

また肌の常在菌のバランスも影響を受けます。弱酸性の環境を好む菌が肌を守る働きをしていますが、洗いすぎによって肌が中性に傾くと、別の菌が増殖して肌トラブルにつながることがあるそうです。

肌は洗顔直後に一時的にアルカリ性に傾きますが、通常は自然と弱酸性に戻ります。ただし洗いすぎが続くとこの回復が追いつかなくなって、慢性的に肌のバリア機能が低下する可能性があります。

自分のスキンケアに当てはめて考えてみた

私は脂性肌で皮脂が多いタイプなので、肌が酸性に傾きやすい体質だということがわかりました。今使っている洗顔料やクレンジングのpHは特に気にしていませんでしたが、今後はパッケージを確認してみようと思っています。

また洗いすぎに注意することがpHバランスを保つうえでも大切だと改めて実感しました。クレンジングや洗顔を短時間で済ませることを意識してきましたが、これは肌のpHバランスを乱しすぎないという意味でも良かったのかもしれません。

詳しくはこちら →「クレンジングと洗顔について知っておきたいこと|種類・失敗・自分に合う選び方」

まとめ

肌の理想的なpHは弱酸性で、男性は皮脂分泌が多いため肌が酸性に傾きやすい傾向があります。洗顔料には弱酸性とアルカリ性があり、肌質や季節によって使い分けることが大切です。

洗いすぎによって肌のpHバランスが乱れるとバリア機能が低下するので、洗顔やクレンジングは適度に行うことが重要だと改めて実感しました。pHという視点からスキンケアを見直すのも一つの方法だと思います。

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